新規構築時の流れとそれぞれにおける注意事項について、ご説明いたします。
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1. 最新の製品メディア(DVD)の使用
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最新の製品メディアは、InfoTrace PLUS V3.2.30(2020年7月~)となっています。
V3.2.30 インストールメディアのISOファイルをマウントするか、メディアの表面に「SSS3230」と記載されたDVDをご使用ください。
V3.2.30 インストールメディアの修正内容/制約事項/注意事項
【重要な注意事項】
なお、最新メディアでWindows Server 2012以降にインストールする場合、
重要な注意事項がありますので、上記、および、下記FAQを必ずご確認の上、ご対応をお願いします。
2012以降のOSで「SQL データベース ( Manager ) のアタッチに失敗しました」というエラーが出ます
インストールは、可能な限りISOファイルをマウントするか、DVDメディアを使い、インターネットに接続できる環境でご実施ください。
※DVDの内容をコピーしたものからインストールすると失敗する事例が報告されています。
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2. 最新モジュール適用
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健全な状態でソフトウェアをご使用いただくために、
最新のモジュール(アップデートパック、修正モジュール)をダウンロードして、適用してください。
最新モジュールは下記からダウンロード可能です。
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3. インストール時のモード選択(簡易モード・統合モード)
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InfoTrace PLUSには、簡易モード・統合モードという2つのモードがあります。
Smart Disk Management Consoleインストール時に、
モードの選択を求められますが、下記の目的に応じてそれぞれ選択してください。
▽簡易モード
通常、下記をご使用の場合は、こちらのモードを選択してください。
・e-CareによるIT資産管理(e-Care)(サーバー・ネットワーク監視)
・InfoTraceによる情報漏えい対策(PC操作ログ)
・SmartOnによる認証環境強化でデスクトップ制御「SmartOn Desktop」のみ使用する場合
▽統合モード
ライセンスや各種設定等の保存先として、ActiveDirectoryを使用します。
以下の場合に選択ください。
・SmartOnによる認証環境強化(デバイス制御、シングルサインオン)
※デスクトップ制御「SmartOn Desktop」のみの場合を除く
・NALogon(NetAttest SecurityFilter)による検疫ネットワーク環境
インストール時のモード選択画面は以下のマニュアルをご覧ください。
マニュアルは下記サイトに公開されています。
https://www.soliton.co.jp/support/soliton/software/infotrace_plus/manual-v32.html
●資産管理(e-Care)とサーバー・ネットワーク監視セットアップガイド
4.3 Smart Disk Management Consoleをインストールする
図4.3.7 Smart Disk Management Console インストールモードの設定
●情報漏洩対策セットアップガイド
4.2 Smart Disk Management Consoleをインストールする
図4.2.7 インストールモードの選択
●認証環境強化セットアップガイド
4.4 Smart Disk Management Consoleをインストールする
図4.4.7 Smart Disk Management Console インストールモードの設定
●検疫ネットワークセットアップガイド
4.1 Manager系コンポーネントをインストールする
図4.1.7 Smart Disk Management Console インストールモードの設定
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4. インストールするManager系コンポーネント
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目的に応じて、以下のManager系コンポーネントのインストールが必要となります。
▽共通/e-CareによるIT資産管理(e-Care)(サーバー・ネットワーク監視)
e-Care Controller(SSS Controller)
e-Care Manager
▽InfoTraceによる情報漏えい対策(PC操作ログ)
・データベースモード
InfoTrace AnalysisServer
InfoTrace LogServer
InfoTrace SyncServer(複数AnalysisServer間で同期する場合)
・ファイルモード
InfoTrace LogServer
InfoTrace TraceBrowser
Smart Disk Management Console
▽SmartOnによる認証環境強化(デバイス制御、シングルサインオン)
Smart PolicyServer
Smart Management Console
Smart Disk Management Console
▽NALogonによる検疫ネットワーク
Smart PolicyServer
Smart Management Console
Smart Disk Management Console
▽Zeronaによるマルウェア対策
Smart Disk Management Console
詳細は、各セットアップガイドをご覧ください。
●各セットアップガイド
https://www.soliton.co.jp/support/soliton/software/infotrace_plus/manual-v32.html
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5. Manager系コンポーネントインストール時の注意事項
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下記の注意事項がありますので、ご確認ください。
・ドメインコントローラーへのインストール
ドメインコントローラーへのインストールは推奨していません。
詳細は下記FAQをご確認ください。
・InfoTrace(データベースモード)
インストールメディアにより注意事項がございます。
V3.2.30メディア
V3.2.20メディア
AnalysisServerのサービスが起動しない障害があります
該当する場合は、下記のFAQをご確認ください。
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6. Agentディスク発行
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Smart Disk Management ConsoleでAgentインストール用のAgentディスクを発行します。
この際に、資産管理(e-Care)ライセンスを未購入の場合は、
製品選択で「e-Care」を選択しないでください。
ライセンス未購入の状態で、「e-Care」をチェックしたAgent(有償版e-Care Agent)をインストールした場合、
ライセンス超過状態が発生します。
詳細は、下記のFAQをご覧ください。
「Windows Agent ライセンス数超過」というメッセージが表示されてしまいます
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7. Agentインストール
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Agentのインストールには、サイレントインストール等の複数の方法があります。
詳細および注意点については、以下のFAQをご覧ください。
Agentのインストール/アップデート/アンインストール方法を教えてください
また、ウィルス対策ソフトウェアが導入されている場合等、
事前にプロセス除外を行ってください。
ウイルス対策ソフトで除外すべきフォルダがあれば教えてください
コピー展開(イメージ展開)する場合は下記のFAQをご確認ください。
Agentのディスクイメージコピーによる展開はできますか
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8. 動作確認
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9. (PC操作ログのみ) ログのチューニング
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InfoTraceで記録する操作ログの内容について、
過不足がないか設定のチューニングを行う作業が必要となります。
InfoTraceではPC上での人の操作をログとして記録することを想定しています。
記録されるべき人の操作がログとして記録されているか確認が必要です、
また、それ以外の人が介在しない機械的なソフトウェアの操作をログとして記録すると、
想定以上のログが大量に発生し、ディスクの逼迫等にもつながります。
また、インシデントが発生しログを検索する際にも、 検索に時間がかかる等のデメリットがあります。
お客様の要件に従い、機械的な操作については、必要最小限となるようチューニングが必要です。
下記のログチューニングガイドを参照し、チューニングを行ってください。
●ログチューニングガイド
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10. その他の注意点
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バックアップやサーバーの再起動等、運用に関係する注意点がありますので、
下記のFAQをご確認ください。
データベースを使用しているサーバーをバックアップする際の注意事項
データベースを安全に運用する方法について教えてください
サーバーを停止・再起動したいのですが事前に注意する点はありますか
これ以外にも運用方法等の多数の技術情報を公開しています。
FAQサイトをご活用ください。
以上