<2017/11/07 追記>
Windows Server 2016へのインストールに対応した、新しいインストールメディアがリリースされました。
詳細については、下記FAQを参照してください。
FAQ9892 「V3.2.20 インストールメディアの修正内容/制約事項/注意事項」
※Windows Server 2016 環境でご利用の際には、
V3.2.20 インストールメディア(DVD または iso イメージファイル)による新規インストールが必要です。
V3.2 アップデートパック 20 のモジュール適用では、Windows Server 2016 での利用はできません。
<2015/04/24 追記>
下記の情報を追加しました。
●使用したメディアの判断方法
どの製品メディアでインストールされている環境か、判断するためのツールを提供しています。
下記の弊社ダウンロードサイトからプログラムをダウンロードし、
zipファイルを解凍して含まれるexeをManager系コンポーネントが
インストールされた環境で実行してください。
●新旧メディアの写真
「新」製品メディア(赤色)SSS326_2
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「旧」製品メディア(白色)SSS326
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<2014/11/27 追記>
サポートサービスをご契約のお客様に、11/26にメディアの発送を行いました。メール便での発送となりますので、お届けまでに3-4日程度かかります。
本メディアは、下記のケースを行う場合に必要となります。インストールやアンインストール等を行う際にご使用ください。当面、インストールやアンインストールを行う予定が無い場合には、紛失しないよう保管をお願い致します。
●新メディアを必要とするケース
・Manager系(サーバー)コンポーネントを新規インストールを行う場合
・Manager系(サーバー)コンポーネントの変更・削除を行う場合
下記のケースを含む、上記以外のケースでは必要ありません。
・アップデートパックを適用する場合
・Agentのインストール/アンインストールを行う場合
など
なお、新メディアには、最新アップデートパックは含まれておりませんので、
また、何らかの理由でV3.2.6未満でインストールが必要な場合、
旧メディア(SSS320 / SSS321)を必要としますので、
弊社コンタクトセンターまでお申し付けください。
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InfoTrace PLUS V3.2.6 製品メディアでの障害を修正した新メディア(SSS326_2)の提供を開始しました。サポートサービスをご契約のお客様には、2014年11月下旬に順次発送する予定です。先行してISOファイルでの提供をご希望のお客様は、弊社コンタクトセンターまでお問い合わせください。
新メディア(SSS326_2)における、改善項目、制約事項および注意事項を下記で説明します。
【重要】
Windows Server 2012以降をご利用のお客様は、制約事項/注意事項1として影響度が高い制限事項が含まれております。最初に内容をご確認の上、ご対応頂きますようお願い致します。
対象Manager系コンポーネント
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改善項目
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制約事項
注意事項
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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1
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2
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3
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4
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5
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共通
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Manager系インストーラ全体
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Smart Disk Management Console
(Agentディスク発行ツール)
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InfoTrace
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データベースモード
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e-Care
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Smart Registration Manager
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※対象は、対象Manager系コンポーネントのみで、Agentは対象外です。
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改善項目
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1. Windows Server 2012 R2でTraceBrowser Webの画面が真っ白になる
新規にInfoTrace AnalysisServer(データベースモード)を
Windows Server 2012 R2環境にインストールした場合に正常終了していますが、
まれに内部的にセットアップに失敗し、TraceBrowser Webにアクセスしても画面が真っ白となり
何も表示されなかったり、LogServerからAnalysisServerへログ格納できない現象などが発生し、
正常に動作しないことがある問題を修正しました。
現象の詳細については、下記FAQを参照してください。
FAQ4363「Windows Server 2012 R2でTraceBrowser Webの画面が真っ白になる」
2. アップデートするとInfoTrace V2.xのバックアップファイルが削除されてしまう
Soliton Smart Security V1.xからInfoTrace PLUS V3.2.xへアップデートする場合に、
以下の環境においてInfoTraceのバックアップファイルが削除されてしまう問題を修正しました。
- Soliton Smart Security V1.xでInfoTraceを利用している
- InfoTraceのバックアップファイルの保存先を、初期設定のまま運用している
初期設定:<InfoTraceのインストールフォルダ>\Common\work
- 同一コンピュータをInfoTrace PLUS V3.2.xへアップデートする
InfoTraceのインストール先を変更せずにV3.2.6へアップデートしますので、
InfoTraceV2のバックアップファイルは、更新されたプログラム群に混在した状態になります。
アップデート完了後、任意の場所(フォルダ)へ移動してください。
InfoTraceV2 デフォルトのバックアップ先は、上記「初期設定」です。
※本修正はKB001771の制約解除です。
KB001771の詳細はアップデートパック8以降のリリースノートを参照ください。
3. InfoTrace(データベースモード)のインストール時にまれに失敗する場合がある
InfoTrace(データベースモード)のインストール時に下記のいずれかのような
メッセージが表示され、まれに失敗する場合がある問題を修正しました。
●表示されるメッセージ
[ エラー ] updateに失敗しました
[ エラー ] update.bat error...
[ エラー ] DBのアップデートに失敗しました
[ エラー ] error code: 1
[ エラー ] DBフォルダのリネームに失敗しました
[ エラー ] 変更: 全セットアップ失敗
4. アップデートパック10以降を適用した環境でManager系コンポーネントの
変更(追加インストールを含む)・削除ができない
アップデートパック10(V3.2.10)以降を適用した環境で
Manager系コンポーネントの変更(追加インストールを含む)・削除が
できない問題を修正しました。
- 既にアップデートパック10(V3.2.10)以降を適用した環境では、
新メディア(SSS326_2)をDVDドライブに挿入し、
既に発行済みの「Manager系コンポーネント」の「SolSetup.exe」を実行してください。
後は画面に沿って処理することでManager系コンポーネントの変更・追加ができ
FAQ記載の[回避手順]は不要になります。
- 新メディア(SSS326_2)で構築した環境(アップデートパックの適用有無は問わない)では、
セットアップガイドの手順で変更・削除が可能です。
現象の詳細については、下記FAQを参照してください。
FAQ4380「V3.2.10以降でManager系コンポーネントの変更(追加インストールを含む)・削除ができない」
5. SQL Server 2008 R2 SP2(以降のバージョン含む)が導入済み環境で
e-Care Manager、またはSmart Registration Managerのインストールが完了しない
SQL Server 2008 R2 SP2からマイクロソフト社の仕様変更により、
SQL Server 2008 R2 SP2(以降のバージョン含む)が導入済み環境で
e-Care Manager、またはSmart Registration Managerのインストール中に
応答がなくなるという 問題が発生することを修正しました。
新メディア(SSS326_2)では、SQL Server 2014に変更することで対応しました。
これに伴い.NET Framework 4.0が同時にインストールされます。
- Windows Server 2003/2003 R2へのインストール、および旧バージョンからのアップデートでは、
従来どおりSQL Server 2008 R2 SP1がインストールされます。
- Windows Server 2008以降のサーバーOSへの新規インストールでは、
SQL Server 2014がインストールされます。
- Windows Server 2012以降のOSにインストールする場合、
事前に.NET Framework 3.5を有効化してください。
詳細は、下記の注意事項/制限事項1を参照ください。
現象の詳細については、下記FAQを参照してください。
FAQ4386 「SQL Serverが導入済み環境でe-Care/Smart Registration Managerのインストールが完了しない」
6. Smart Disk Management Consoleのインストールフォルダがシステムドライブになってしまう
Manager系コンポーネントのインストール時にインストール先として
システムドライブ以外を指定してもSmart Disk Management Consoleのみ
システムドライブにインストールされる問題を修正しました。
指定したドライブにインストールできるように修正しました。
現象の詳細については、下記FAQを参照してください。
FAQ4154「SDMCのインストールフォルダがシステムドライブになってしまいます」
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制約事項/注意事項
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1. 【重要】Windows Server 2012 / Windows 8以降のOSは、
Windows Update サイトに接続できる環境で
Manager系コンポーネントのインストールを実施するか、
事前に 「.NET Framework 3.5」をインストールしてください
Windows Server 2012以降 / Windows 8 以降のOSの制限により、
Windows Update サイトに接続できない環境では、
InfoTrace PLUS Manager系コンポーネントのインストール時に
「.NET Framework 3.5」が自動でインストールされないため、
Manager系コンポーネントのインストールが失敗し、正常に動作しません。
必ず、Windows Update サイトへ接続可能な環境でインストールするか、
または下記のマイクロソフト社の手順に従い、
事前に「.NET Framework 3.5」をインストールしてから
Manager系コンポーネントをインストールしてください。
.NET Framework 3.5 インストール エラー: 0x800F0906、0x800F081F、0x800F0907
Soliton Smart Security Controller(e-Care Controller)のインストールにおいては、
インストール中にエラーが発生し、完了しても正常に動作しません。
ンストールを強制的に中断させた場合は、その後、インストールや
アンインストールもできなくなります。
対処方法等の詳細については、下記のFAQサイトを参照してください。
FAQ4866 2012以降のOSで「SQL データベース ( Manager ) のアタッチに失敗しました」というエラーが出ます
2.新メディア(SSS326_2)で新規インストールしたWindows Server 2008以降のOS環境で
サーバーバックアップツールによるSmart Registration Manager のデータベースの
バックアップおよびリストアができない
新メディア(SSS326_2)で新規インストールしたWindows Server 2008以降のOS環境で
サーバーバックアップツールによるSmart Registration Manager の
データベース(SQL Server 2014)のバックアップおよびリストアができません。
旧バージョンからのアップデート環境(SQL Server 2008 R2)では
バックアップおよびリストア可能です。
この問題は、最新のアップデートパック11(V3.2.11)を適用しても解消されません。
本問題は、別途修正モジュールをご用意していますので、
弊社コンタクトセンターへお問い合わせください。
<2015/2/13 修正>この問題は、アップデートパック12以降で解消しています。
最新のアップデートパック(V3.2.12以降)を適用ください。
3. 新メディア(SSS326_2)を使用して新規でSmart Registration Managerを
インストール直後にアップデートパック11を適用し、
設定ツールでデータベースの構築に失敗する
新メディア(SSS326_2)を使用して、新規でSmart Registration Manager(以下SRM)を
インストール直後にアップデートパック11(V3.2.11)を適用し、
SRM の設定ツールでデータベースの構築に失敗します。
<2015/2/13 修正>この問題は、アップデートパック12以降で解消しています。
最新のアップデートパック(V3.2.12以降)を適用ください。
以下の手順でインストールしてください。
【インストール手順】
- 製品メディア(SSS326_2)を使用して新規にSRMをインストール
- SRMの設定ツールで必要な設定を行い<適用>する(データベースの構築を完了する)
Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2の環境で
IISの設定に失敗のメッセージが表示される場合がありますが、
そのまま<次へ>をクリックして設定を完了させてください。
- 最新のアップデートパック(V3.2.11以降)を適用する
最新のアップデートパック適用後、設定ツールによりIISなどの設定を完了させてください。
※データベース未構築の状態でアップデートパック11を適用してしまった場合は、
アンインストール後、上記インストール手順でインストールしてください。
4. Manager系コンポーネントのネットワークドライブからのインストールはサポート対象外
Manager系コンポーネント(e-Care Controller含む)の
新規インストールおよびアップデートインストールは、
DVDメディアからインストールしてください。
DVDの内容をコピーして利用する場合は、
必ずローカルフォルダにコピーしてからインストールしてください。
ネットワークドライブからのインストールはサポート対象外となります。
5. e-Careもしくは、Smart Registration Managerを含む
Manager系コンポーネントをインストールする際に時間がかかる場合がある
Windows Server 2012以降のOSで、Windows Updateが実行中に、
e-Careもしくは、Smart Registration Managerを含む
Manager系コンポーネントをインストールすると
tiworker.exeというプロセスの負荷によりインストールに時間(約1時間ぐらい)がかかる場合があります。
tiworker.exe は、Windows Module Installer Worker であり、
Windows Update処理中に動作します。
インストールする際は、tiworker.exe プロセスの状況を確認して頂き、
Windows Update処理終了後にManager系コンポーネントのインストールをしてください。
以上です。