• No : 21630
  • 公開日時 : 2024/09/12 09:06
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Nutanix AHV 環境へのMark II Server/Analyzerの構築について

Mark II Server/AnalyzerをNutanix AHV環境へ構築する手順を教えてください。
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回答

〇必要なご購入品目
VMWare ESXiに構築する場合と同じく、仮想アプライアンス版のMark II Server/Analyzer及びMark II Clientの各機能のライセンスが必要となります。
Nutanix専用の製品やライセンスはありません。
 
〇利用するイメージファイル
各アプライアンスのOVAファイルを利用します。
Server/Analyzer V3.2.3以降が対象となります。
 
〇構築手順
※下記手順Webサイトも併せてご確認ください。
【EPS技術記事】Nutanix AHV 環境へのNetAttest EPS 構築手順
https://www.netattest.com/netattest-eps-nutanix-installation-guide-2024_tec_sol

・Server/Analyzer V3.2.3~V3.2.4
Nutanix AHV環境へMark II Server/Analyzerを構築する手順は次の通りです。
  1. vmdkファイルをPrism Centralにアップロード
    OVAファイルを7-zip等のアーカイバで解凍し、vmdkファイルを取得してください。

    アプライアンスごとに「~disk1.vmdk」「~disk2.vmdk」の2つのファイルがあります。両方をアップロードします。
     
  2. vmdkファイルから仮想マシンを作成
    下記の内容で作成します。
     
    項目\アプライアンス Server Analyzer
    CPU 1 1
    Cores Per CPU 4 4
    Memory 8 8/16/32(※)

    ※Analyzerのメモリを32GBに設定する場合は、メモリ拡張オプションが必要となります。
     なお、ごく小規模な環境を除き、運用環境においては、Analyzerのメモリは16GB/32GBを推奨します。
    Diskの設定では、手順1.でアップロードした2つのvmdkファイルを両方設定する必要があります。
     また、Bus Typeは「SATA」を選択してください。
     デフォルトでCD-ROMなどが設定されている場合は、削除してください。 
     
  3. コンソールからE1000 NICの追加
    Prism Central上で任意のCVMを開き、管理者権限でログイン後、次のコマンドを入力してください。
    <vm name>には作成したServer / Analyzerの仮想マシン名を、<network name>にはあらかじめ作成したSubnet名を入力します。

     nutanix@CVM~$ acli vm.nic_create <vm name> network=<network name> model=e1000

    最大4つ設定できますが、最低1つ設定することで稼働します
    複数のネットワークに接続する必要がある場合、複数のNICを設定してください。 
     
  4. プライベートIPアドレスの割り当て
     
  5. 各アプライアンスのシステム管理ページにアクセス
     
〇注意事項
・Nutanix Guest Toolsは搭載していないため、以下の機能はご利用いただけません。
 -セルフサービスリストア(SSR)
 -VSS
 -ESXiからAHVへのクラスタ変換の準備
 -Nutanix VM モビリティ (AHVからESXiへの移行)