概要

タイムマシーンのバージョン一覧にてファイルの変更履歴が一部欠落する

原因

VVAULT 7.15.3 で行われた下記修正にて含まれた不具合です。

• タイムマシーン機能で、大量コンテンツがあるフォルダ内のファイルを復元した際、復元がタイムアウトしてしまう不具合を修正しました

詳細

あるファイルを削除し、再度同名ファイルを同じパスに配置した場合、もともとあったファイルのバージョンは初期バージョン１つしか表示されなくなります。

（例）

〇操作前

3 test.txt 2020/10/02 18:11:00 1.02KB
2 test.txt 2020/10/02 18:10:00 1.01KB
1 test.txt 2020/10/02 18:09:17 1.00KB

〇ファイル削除後、同名ファイル再配置

2 test.txt 2020/10/05 09:13:11 1.00KB
1 test.txt 2020/10/02 18:09:17 1.00KB

上記の場合では、操作前に存在していた2（2020/10/02 18:10:17）、3（2020/10/02 18:11:17）が表示されません。
※操作前のバージョンが5あった場合、2～4が表示されない

なおこの不具合は、バージョン一覧データ取得時にデータが欠落する問題であり、実際の履歴データが消失しているわけではありません。

対応方法

VVAULT 9.5.6 にて本不具合を修正しています。
最新バージョンへアップデートいただければ、非表示となっていた履歴データは再表示されます。
※VVAULT 7系は現在未対応ですが、今後のメンテナンスリリースにて修正が予定されています