- No : 2894
- 公開日時 : 2013/05/21 11:28
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【AccessAnalyzer2】メール送受信ログの収集は可能か?
回答
AccessAnalyzer2が標準提供するアクセスログ収集方式には大きく以下の2つがあります。
[1]フックドライバによる収集(AccessAnalyzer2で新規提供された機能)
①文書単位のアクセス:
取得項目: アクセス日時,サーバ名,DB名,ユーザ名、
アクセス種別(閲覧、更新、削除)、文書ID
②Mail.boxのアクセス(2006/2/17リリースのv6.2で新規提供):
取得項目: 送受信日時,サーバ名,送信者(From),受信者(To,CC,BCC)
,件名(subject), 添付ファイル情報
[2]log.nsfからの収集(従来から提供している機能)
①メール送受信
取得項目: サーバ名,送信日時,送信者,宛先,サイズ
②DB単位でのアクセス
取得項目: アクセス日時,サーバ名,DB名,ユーザ名、
現在の製品仕様としましては、[1]-②及び[2]-①の2種類の方式でメール送受信に関するログを収集できますが、その取得内容から[1]-②の方式を推奨いたします。
<ご参考情報②:ドミノ標準機能「メールジャーナル」との関係>
ドミノR6から提供されておりますメールジャーナル機能は別途指定可能なサーバメールルール(たとえば拡張子.docのファイル添付されたメールはすべてフックしてバックアップする等々)と連携して、そのバックアップ先としてフィルターされたメール文書そのものをそっくり保存しておくための仕組みです。ジャーナル中に保管されたメール文書は指定によって暗号化も可能であり、その閲覧には適切な権限が必要となります。
一方、AccessAnalyzer2が提供するのは上述しておりますように、メール文書そのものの保管ではなくメール送受信状況のサマリー的な情報を収集する機能になりますので、ジャーナル機能とは本質的に異なります。ユーザ様の目的に応じてそれぞれ個別に利用を検討いただけばよろしいかと存じます。