- No : 2932
- 公開日時 : 2013/05/21 13:24
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ライトモードとは何ですか?
回答
DoCoDemoNotesのネットワークスイッチとローカルスイッチでは、以下2つの起動モードを用意しています。
1) 標準モード
2) ライトモード
ライトモードでは、Notesの起動をBased.zipのみ(個人アドレス帳は含まない)で実現させるモードとなります。
モードの選択は、各スイッチの起動画面にチェックボックスが用意されており、このチェックボックスにチェックをつけるとライトモードとして起動します。
実現の仕組み
通常はNotesを起動する場合にはその個人のロケーション文書が必要であり、このロケーション文書は個人アドレス帳(names.nsf)で持っております。
ライトモードでは上述のとおり、その個人のnames.nsfは利用しませんので、そのPC上で、names.nsfを共有利用し、ライトモードで起動した際は、共有names.nsfにそのユーザのロケーション文書を動的に作成して、Notesの起動を実現させています。
メリット
ライトモードではファイルサイズが肥大化しがちなNames.nsfを含まずに起動いたしますので、ファイル転送量が格段に少なくなります。特にWAN経由でFTPサーバにアクセスする際に威力を発揮します。
制約事項
1) ライトモードではメールの受発信については動作を保証いたしますが、個人アドレス帳内の設定情報に依存する特殊なDBや機能については正常に利用できない場合があります。
2) Lotus Notes Single Logonサービスを有効にしていた場合、標準モードではシングルパスワードが有効になりますが、ライトモード利用時では有効にならず、再度パスワード入力を求められます。(この現象についてはライトモード機能実現するため、設計仕様上避けられない事象となっておりますので、ご留意ください)