はい、可能です。
■前提
DMARCとはSPF、DKIMによる送信ドメイン認証を強化し、また、認証に失敗した場合の扱いを送信者側で決め、そのルールをDNSレコードに記述する仕組みです。そのため、前提としてSPF、もしくはDKIM(又はその両方)に対応させる必要があります。それぞれの対応方法は以下をご確認ください。
SPF、もしくはDKIM(又はその両方)に対応させた後に該当ドメインを管理しているDNSサーバーに、DMARCレコードをお客様にて追加してください。当社による作業はございません。
■DMARCレコードの設定例
・メールドメインが「example.com」の場合
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_dmarc.example.com IN TXT “v=DMARC1; p=quarantine; rua=mailto:
dmarc-reports@example.com; ruf=mailto:
dmarc-reports@example.com”
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→ホスト名は「_dmarc」とし、TXTレコードとして登録します。
→「v=DMARC1」はDMARCのバージョンを表しますが、現在はこのように記載します。
→「p=」ではDMARC認証に失敗した場合のポリシー定義します。(none=何もしない、quarantine=隔離する、reject=拒否する)
→「rua=」、「ruf=」ではDMARCの認証結果や認証失敗時のレポートを受け取るメールアドレスを記載します。
※DMARCレコードの記述方法に関するお問い合わせは受け付けておりませんのでご了承ください。
※お客様がご利用のDNSサーバーへのDMARCレコードの登録可否や登録方法につきましては、DNSサーバーの管理者の方へお問い合わせください。
■その他
・HiQZenサービスから送信されるFromアドレスが「
noreply@hiqzen.jp」の各種通知メールはDMARCに対応済みです。