〇必要なご購入品目
ご購入頂くSSGは、「Soliton SecureBrowser/WrappingBox 専用ゲートウェイ Virtual Appliance」です。
(特にNutanix専用、とかはなく、各仮想環境共通です。) その他、SecureBrowserやWrappingBoxの
サブスクリプション等をご購入ください。
〇利用するイメージファイル
利用するイメージファイルは、「OVAファイル」です。
以下の弊社サイトからご取得ください。
弊社ダウンロードサイト
>Soliton SecureGateway VX.X.X OVAファイル
>SolitonSecureGateway-VX.X.X-YYYYYMMDDXXXXXX.ova
※ダウンロードには、ご購入時に通知していますログインID情報が必要となります。
※「X」「YYYYMMDD」部分はバージョンによって異なる数値が入ります。
〇構築手順
Nutanix AHV 環境へのSecureGatewayの構築につきましては、
下記、NetAttest EPSをNutanix AHV 環境上に構築する手順と同様になります。
【EPS技術記事】Nutanix AHV 環境へのNetAttest EPS/NetAttest EPS-ap構築手順
上記サイトをご参照のうえ以下の手順で構築してください。
(1)「事前準備」を参照し、OVAファイルを展開しvmdkファイルを取得してください。
(2)「NetAttest EPS (ST06モデル)のデプロイ」項目の以下を参照してください。
1. vmdkファイルをPrism Centralにアップロード
2. vmdkファイルから仮想マシンを作成
⇒02.Configuration 画面で以下の値を設定し、「次へ」を押します。
にて指定する仮想マシンのスペック1CPU(4コア)・Memory 8GBも同様となります
3. コンソールからE1000 NICの追加
4. プライベートIPアドレスの割り当て
(3)SecureGatewayにアクセス
Webブラウザのアドレスバーに(2)-4で指定したプライベートIPアドレスを入力し、
HTTPSでSecureGatewayにアクセスします。
(接続時にセキュリティ警告が表示されますが、初期構築時点では無視してください。)
〇ライセンスの適用
以下の手順でSecureGatewayのライセンスを適用してください。
(4)ロックコードの取得
システム管理ページにログインし、
[サービス]タブ-[ベースライセンス]からロックコードを確認し、ローカルに記録してください。
(5)ロックコードからライセンスキーを申請する
製品目から「Soliton SecureGateway Virtual Appliance」を選択し[申し込み]ボタンよりお申込みください。
(6)ベースライセンスの適用
手順(5)の申請に対し、申請時に登録されたメールアドレス宛にライセンスファイルを送付します。
ライセンスファイルがお手元に準備でましたら
システム管理ページの[サービス]タブ-[ベースライセンス]をクリックし、「ライセンスファイル」欄にて
ライセンスファイルを指定し、<適用>をクリックしライセンスを適用してください。
〇最新バージョンへのアップデート
上記でデプロイしたOVAバージョンより新しいアップデートパックがリリースされている場合は、
ダウンロードし適用します。以下手順です。
(7)新しいアップデートパックがリリースされているかの確認
弊社ダウンロードサイトを参照し、デプロイしたOVAバージョンより新しいアップデートパックがあるか
どうか確認します。
例)OVAバージョンがV2.0.1で、最新アップデートパックがV2.0.1の場合は、同じバージョンのため
アップデートの必要はありません。
V2.0.2以降のアップデートパックがある場合は「アップデート用ファームウェア」をダウンロードしてください。
(SolitonSecureGateway-VX.X.X-YYYYMMDDXXXXXX_UpdateFirmware.bin)
※ダウンロードには、ご購入時に通知していますログインID情報が必要となります。
※「X」「YYYYMMDD」部分はバージョンによって異なる数値が入ります。
(8)システム管理ページにて
[システム管理]タブ‐[ファームウェア更新]‐[ファームウェア更新用ファイル] にて
「ファイルを選択」をクリックし、手順(7)で取得したアップデートパックファイルを指定してください。
指定した後、「ファームウェア更新」ボタンにてファームの更新を実施してください。
〇注意事項
・NutanixにはOVAファイルをそのままインポートする機能がございますが、イーサネット及び
ディスクコントローラーの手動指定が必要なためこの機能は利用できません。
将来のバージョンではVirtIOドライバーを組み込み、より便利に構築できるようにすることを
検討しています。
・Nutanix Guest Toolsは搭載していないため、以下の機能はご利用いただけません。
-セルフサービスリストア(SSR)
-VSS
-ESXiからAHVへのクラスタ変換の準備
-Nutanix VM モビリティ (AHVからESXiへの移行)