- No : 2881
- 公開日時 : 2013/05/21 11:28
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【AccessAnalyzer2】 初期導入作業の概要
回答
【対象バージョン】 6.2以降
AccessAnalyzer2初期導入作業の概要と所要時間について以下に記述します。
[1] ODBCデータソースの準備
ログデータ出力先データベースについては、前もって適切に導入を完了しておきます。
[2]ドミノサーバ上へのサーバモジュール導入とセットアップ
サーバモジュールはWindows環境の場合はインストーラ、UNIX環境の場合はモジュール手動配置によって導入します。
以下が主な作業となります。1サーバあたり15-30分程度の作業時間を見込んでください
・notes.iniの編集
・標準提供DBのテンプレートからの作成&アクセス権設定
・出力先ODBCデータソース作成(Windows環境の場合) etc.
[3]クライアントモジュール導入とセットアップ
クライアントモジュールはインストーラで以下モジュールを必要に応じて導入します。
1)設定ユーティリティ(どこか1台の管理クライアントPC上に必須)
AccessAnalzyer2の動作条件(監視対象サーバ・DB等々)を設定します。サーバやDB数が多い場合はExcel上での設定パラメータ編集から一括インポート機能の利用を推奨します。
導入規模にもよりますが、全体で30-60分程度の作業時間を見込んでください。
(注:監視条件については、あらかじめ方針を決定しておきパラメータ設定シートのような形で準備されていることを前提とします)
以下2つのモジュールは必要に応じて導入ください。
2)ログビューア(必要に応じて導入)
ログ出力先ODBCデータソースに接続し、指定した検索条件で各種ログの閲覧を行うためのモジュールとなります。
ログが蓄積された状態で使用開始いただくことになりますが、モジュール自体は30分程度で一通り全機能を使用いただけます。
3)ログライター(R5もしくはUNIX環境ドミノサーバの場合必要)
ログのODBCデータソースへの出力処理を実行するためのモジュールとなります。ログライターは後述のドミノ側のAccessAnalyzer2エージェント処理後のタイミングで動作するようタスクスケジューラでの起動設定を行います。導入規模にもよりますが全体で60分程度の作業時間を見込んでください。
[4]ログ収集+出力動作確認
上記[1],[2],[3]完了後、以下作業を行い全体としての正常動作を確認します。導入規模にもよりますが全体で2-3時間程度の作業時間を見込んでください(サーバが複数多数の場合でもエージェント動作確認は並列処理させることで作業短縮が図れますので前述の作業時間となります。ログライタの場合は1サーバずつの処理なりますので、<サーバ数>x<15分程度>の実行時間分を別途考慮してください)。
・フックドライバ動作(各サーバ:ログ取得)
・エージェント手動動作(各サーバ:ログ解析+ログ出力)
・(ログライタ動作)(ログ出力:必要時のみ)
・ログビューアによる出力ログ確認