- No : 2920
- 公開日時 : 2013/05/21 13:24
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初期導入作業の概要
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回答
DoCoDemoNotes初期導入作業の概要について以下1.2.に記述します。
(既存のDoCoDemoNotes環境の移行については別の適切なFAQを参照ください)
1.DoCoDemoNotes(FTP)サーバ上への個人フォルダ準備
大きく以下2つの方法のどちらかでサーバ上の個人フォルダを準備します。
方法1)
AutoSetupユーティリティでCSVを読み込ませバッチ処理で以下を自動実行(大量ユーザ の処理の場合に推奨。ただしデスクトップ等の既存環境は引き継がれません)
①ノーツのユーザセットアップ
②作成された個人環境ファイルの圧縮
(notes.ini,desktop.dsk,names.nsf,ユーザID等-- > zip)
③サーバへのユーザフォルダの作成+前項個人環境ファイルのアップロード
所要時間の目安)
実際の1ユーザのノーツセットアップの時間+FTP転送(初期状態で約3MB)時間+圧縮 時間になりますが、おおよそ1分前後/ユーザをお見込みください。
(ネットワークやマシンスペックにも大きく依存しますので最終的には事前検証にてご確認ください)
方法2)
各クライアント上でDoCoDemoNotesインストール後、アップロードユーティリティで実行ボタンをクリック後以下を自動実行(既存環境を 引き継ぎたい場合。ただし各PC上で対話式の処理が必要)
①既存の個人環境ファイルの圧縮
②サーバへのユーザフォルダの作成+前項個人環境ファイルのアップロード
所要時間の目安)
実際の1ユーザのFTP転送時間+圧縮時間になりますが、一般的な10MBーEthernet環境であれ ば30秒程度/ユーザをお見込みください。(既存の個人環境ファイルのサイズ、ネットワークの太さやマシンスペックにも大きく依存しますので最終的には事前検証にてご確認ください )クライアント上での一連の操作に関しましては、アップロードユーティリティの起動+実行から完了まで5分程度見込んでいただければ十分ですが、アップロードユーティリティ自体の操作は一般ユーザには難しい内容も含まれますので、ノーツの管理者もしくは同等のスキルを持った人に操作いただくことを推奨します。
2.DoCoDemoNotesのクライアントへの導入
DoCoDemoNotes自体は一般的なインストーラでノーツ導入済みのクライアント(ノーツのセットアップは未完・完了どちらでもOKです)上でsetup.exe(ネットワークドライブ上に配置いただいても可能です)を起動することによりインストールできます。インストール自体は5分程度で完了します。
また各種初期値を予め指定したiniファイルをインストーラ内に含めておくことも可能です。
またDoCoDemoNotesの場合、導入先フォルダのアクセス権に関して以下配慮が必要となります。
<DoCoDemoNotesをXPクライアントに導入する場合の留意点 >
WindowsXPクライアントでかつインストール先がC\Program Filesディレクトリの配下の場合(デフォルト:c:\ProgramFiles\DOCODEMO)、DOCODEMOディレクトリの初期アクセス権はEveryOneフルコントロールにならず、インストーラを実行したユーザアカウントとは違う別のアカウントでログオンした場合 DOCODENO以下のディレクトリに書込みアクセス権がなくファイルの作成などができない場合が発生します。
従いまして以下2つの方法のどちらかによる対応が必要となります。
1)インストール後に管理者がインストール先の初期アクセス権をUsersグループに対して「フルコントロール」もしくは「変更」を許可する。
2)DoCoDemoのインストール先をc:\Program Files配下から変更する。
(2009/6/8追記: Windows XP SP2以降ではこの2)の対応は有効でなくなりましたため、前項1)の対応を実施いただく必要があります。)
特にDoCoDemoNotesv5.5以降では以下の方法でインストールのデフォルトパスを変更することも可能となっています。
<インストール先デフォルトパスの変更方法 >
(インストール先フォルダの既定値
「C\ProgramFiles\DOCODEMO」)
インストールDISK1 の SETUP.INI ファイルに以下のエントリを追加します(以下はC:\DOCODEMOにインストールする場合の記述例)。
[Startup]
AppPath=C:\DOCODEMO