認証トークン(ICカード等)を利用したログオン・ロック解除が出来ない場合、
ACLサーバーに接続ができない場合などの緊急時に、SmartOnクライアントが
インストールされたPCへログオンする方法は以下の通りとなります。
■代用コード
事前にSmartOnマネージャーより、認証トークンの代わりとなるパスワード(代用コード)
を発行しておく事で、SmartOnクライアントの機能を停止せずに、PCへのログオンが可能です。
設定方法や、代用コードを利用したログオン方法の詳細につきましては、
以下のマニュアルをご確認下さい。
※ご注意
「代用コード」のご利用にはディスク設定が必要となります。
「ディスク管理」で設定変更した場合、その変更内容を各端末に反映するためには、
インストールディスクを発行して各端末に上書きインストールするか、
モジュールアップデートする必要がございます。
【SmartOn ID】
〇設定方法(マネージャー)
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SmartOn ID V2.8.1 管理者ガイド
「6.2.2 Logon」
-「表 6.2.11 [Logon]タブ(期限付きパスワード/代用コード設定)」
-「代用コードを使用する」
「7.12 代用コード発行」
※一括発行する方法もあります。
「8.1.6 代用コード発行」-「画面から代用コードを一括発行する」
「8.1.6 代用コード発行」-「コマンドラインから代用コードを一括発行する」
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※代用コードの利用環境について
・クライアントの認証方式が「ICカード」+「生体認証」の場合、
V2.8.1.13以前の環境では「ICカード」にのみ代用コードを使用可能です。
V2.8.1.13以降であれば、「ICカード」と「生体認証」の片方、または両方を
代用コードを使って認証する事ができます。
詳細につきましては、以下のFAQをご確認ください。
・クライアントの認証方式が「ICカード」または「生体認証」の場合、
「ICカード」でログオンした状態で、「生体認証」でロック解除する事は
初期状態ではできません。
「ICカード」と「生体情報」という「異なるトークンシリアル」を使った
ロック解除を許可する必要があります。
具体的には「ディスク設定」の「Logon」-「PCロック設定」にある
「ログオン時と異なるトークン(シリアル)でのロック解除を許可する」
を有効にしてください。
※代用コード利用時の機能制限について
代用コードを用いてトークン認証を行わずにログオン・ロック解除した場合は、
SmartOnクライアントの一部機能が無効になります。
〇制限される機能
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・「離席ロック」機能(顔認証利用時)
・「トークンが抜かれた場合にPCをロックする」機能(ICカード認証利用時)
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【SmartOn ID for リモートアクセス】
※ICカード認証の場合
・「3.2.2.6 期限付きパスワード/代用コード設定」
※顔認証の場合
・「3.2.3.5 期限付きパスワード/代用コード設定」
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※ICカード認証の場合
・「4.2.1.5 代用コードを使用する」
※顔認証の場合
・「4.2.2.4 代用コードを使用する」
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■クライアントの一時停止
上記「代用コード」の設定を有効化できない等、「代用コード」でログオンする方法が
使用できない場合は、クライアント機能を一時的に停止し、Windows認証のみでログオンする方法があります。
詳細は、以下のFAQをご確認下さい。
〇関連するFAQ
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