ベースデータは、人事異動に関する基本的な情報(社員番号/名前情報/部署名/役職名など)で構成される簡易な処理データです。
ベースデータは、次の3つのパートに分割されます。
1) 基本項目
2) 追加項目
3) ユーザー指定項目
1)基本項目
すべてのプロバイダ、処理において共通して必要となる9つの項目です。
1:プロパイダ区分
2:処理区分
3:ユーザー特定キー
4:旧所属情報
5:(変更後)所属情報
6:(変更後)役職情報
7:(変更後)アルファベット名
8:(変更後)漢字名
9:(変更後)よみかな
2)追加項目
基本項目に追加するカスタマイズ可能な項目です。部署役職マスタのマスタルールでの設項目で、ルールが適用できない項目が存在する場合に使用します。
3)ユーザー指定項目
ベースデータで指定可能なユーザー指定項目は、NUIデータ項目に含まれないフィールドに値を設定するための拡張項目です。(電話番号やNotesのインターネットパスワードなど)
●記述方法
ベースデータの記述方法は、
基本項目(9項目)+追加項目(任意)+ユーザ指定項目(任意)
の順番で記述します。
例えば、NotesとNTの処理内容において、
ベースデータの追加項目とユーザ指定項目を以下のように設定したいとします。
ベースデータ追加項目
・[Notes]InetAddress(インターネットアドレス)
・[NT]ScriptName(ログオンスクリプト名)
ユーザー指定項目
・住所
・HTTPパスワード
この場合、ベースデータ追加項目が2つ、ユーザ指定項目が2つありますので、
計13項目のベースデータを用意することになります。
---上記設定時の新規登録ベースデータ(CSV)の記述例------------
%BASE
AB,0,00580,,営業部,課長,taro yamada,山田 太郎,やまだ たろう,
yamada@soliton.co.jp,YAMADA.BAT,東京都新宿区,password
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