詳細
取り外しに失敗する場合の対応について説明します。
原因
アクセス中のファイルが対象ストレージ内に存在することによって、取り外しに失敗する場合があります(Explorerなど一部のファイラでは、一覧表示時に内部のコンテンツの読み込み処理などでアクセスを行う場合がある)。
また、取り外し対象以外のストレージにクラウドストレージが含まれる場合、他の構成ストレージの空き容量によってはクラウドストレージに直接ファイルが移動されますが、この際にキャッシュストレージが一杯になり、取り外しに失敗することがあります。
対応方法
構成ストレージにクラウドストレージを含む場合、キャッシュストレージからクラウドへの転送が終了するまで時間を空け、再度取り外しを実行してください。
上記以外の場合、以下のどちらかでユーザのアクセスが無い状態で再度取り外しを実行してください。
-
A. ユーザがアクセスを終了するのを待つ
Explorerなどではウィンドウを閉じても内部でアクセスを続けている場合があります。
この場合はBを実行してください。
-
B. 仮想ドライブをアンマウントする
ユーザからのアクセスを強制的に切断します。
A.、B.のどちらでも失敗する場合、
-
C. 強制取り外しを実行する
まず取り外しでエラーログを保存し、問題のあるファイルを確認します。
次に仮想ドライブをアンマウントした状態で強制取り外しを実行してください。
処理が完了後、仮想ドライブをマウントし、問題のあるファイルを手動で仮想ドライブ上にコピーしてください。
※なお、ライブバックアップ機能を使用していて、すでにバックアップが完了している場合は、手動でコピーする必要はありません。