FAQ(よくあるご質問)

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  • No : 22918
  • 公開日時 : 2025/07/25 17:52
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ウィルススキャンソフト除外設定について

ウィルススキャンソフト除外設定について
カテゴリー : 

回答

概要

VVAULT製品において、動作遅延や動作不良等が見られる場合にウイルススキャンソフトが影響している場合がある

詳細

VVAULT製品を運用開始した際に動作遅延や動作不良等が見られる場合、ご利用中のウイルススキャンソフトが影響している場合があります。特定のフォルダ、プロセスを除外設定した場合に状態が緩和される事がありますので、対応可否をご検討下さい。
ウイルススキャンソフトの設定方法につきましてはご利用中のウイルス対策ソフトメーカーへお問い合わせ下さい。
また、除外設定をする場合にはセキュリティリスクが伴いますので十分にご注意下さい。
製品インストール上、除外設定が必須となる項目もございますのであわせてご確認下さい。

原因

ウイルススキャンソフトとVVAULTとの相性による問題です。

対応方法

ウイルススキャンソフトにて、下記フォルダおよびプロセスの除外設定を行ってください。
なお下記のパスはデフォルト値となります。各環境にあわせて読み替えてください。
またフォルダの除外設定はインスタンス2やBACKUP環境がある場合にも同様に設定してください。

【VVAULT 9.x の場合】
  • ◆ フォルダ
    • インストールフォルダ
      ・C:\Program Files\VVAULT
    • DBデータ保存先
      ・インストール時に設定したフォルダ
    • 構成ストレージ指定フォルダ
      ・管理対象パスにて設定したフォルダ
      (構成ストレージがネットワークドライブの場合、ネットワークドライブのサーバまたはNAS上で除外設定が必要なケースがあります※1)
  • ◆ プロセス
    • C:\Program Files\VVAULT\
      • VirtualDrive.exe
      • VVAULT.exe
      • VVAULTBackup.exe
    • C:\Program Files\VVAULT\pgsql\bin\
      • pg_ctl.exe
      • postgres.exe

※Trend Micro Apex Oneをご利用の場合、上記プロセスすべてを挙動監視設定>除外設定>承認済みプログラムリストに追加してください。詳細は製品サポートをご参照ください。
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/documentation/article/worry-free-business-security-services-67-server-help-configuring-behavior_001

【VVAULT 4.5.x~7.x の場合】
  • ◆ フォルダ
    • インストールフォルダ
      ・C:\Program Files\VVAULT
    • DBデータ保存先
      ・C:\Program Files\VVAULT
    • 構成ストレージ指定フォルダ
      ・管理対象パスにて設定したフォルダ
      (構成ストレージがネットワークドライブの場合、ネットワークドライブのサーバまたはNAS上で除外設定が必要なケースがあります※1)
  • ◆ プロセス
    • C:\Program Files\VVAULT\
      • VVAULT.exe
      • VVAULTBackup.exe
    • C:\Program Files\VVAULT\pgsql\bin\
      • pg_ctl.exe
      • postgres.exe

※Trend Micro Apex Oneをご利用の場合、上記プロセスすべてを挙動監視設定>除外設定>承認済みプログラムリストに追加してください。詳細は製品サポートをご参照ください。
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/documentation/article/worry-free-business-security-services-67-server-help-configuring-behavior_001

※1:構成ストレージがネットワークドライブの場合の除外設定について
構成ストレージがネットワークドライブの場合、ネットワークドライブとして指定している共有フォルダがあるサーバまたはNAS上でウイルススキャンソフトを使用されているのであれば、そのウイルススキャンソフトでネットワークドライブに指定されている共有フォルダ(のパス)を除外してください。
例えば、ネットワークドライブの管理対象パスとして「\\filesvr\share1」が指定されていた場合、「filesvr」サーバー上でこの共有フォルダのパスが「F:\share1」だったとすると、「filesvr」サーバーのウイルススキャンソフトの除外設定に「F:\share1」を追加してください。
対象バージョン
VVAULT 9.x

ご利用方法

●サポートサービスをご契約のお客様
 必ずトップ画面に移動して専用アカウントでログインしてからご利用ください。
 ログイン後、多数の技術情報を公開しております。アカウントがご不明な方は、こちらをご覧ください。

●クラウドサービスをご利用のお客様
 以下のサービスをご利用のお客様は、[Soliton Cloud Service Login Portal]にログイン後、メニューの「FAQ」アイコンをクリックしてご利用ください。

  InfoTrace 360 / Mark II Cloud / SSBサービス / Soliton DNS Guard

 SecureDesktopサービスなど他のクラウドサービスは、トップ画面から「一般ユーザー様向けFAQ」をご覧ください。

ログイン済みのお客様
 アカウントを入力されたお客様、ご利用製品やサービスの管理画面にあるメニューの「FAQ」アイコンを
 クリックされたお客様は、下記の「ご契約者様専用FAQ」をご覧ください。
 ログイン済みの場合、ログイン欄に「ようこそ」と表示されます。

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