AnalysisServerは、インストール時の空き物理メモリの量に応じて、使用するメモリ量を調整しています。インストール時の空き物理メモリからメモリ量が少なくなった場合や、AnalysisServerアップデートによる内部仕様の更新によって、AnalysisServerサービスが起動しなくなる場合があります。
インストール時の空き物理メモリが4GB以上(4GB以上のメモリを搭載したマシンが該当します)でAnalysisServerサービスが起動しない現象が発生した場合、下記の対処方法で改善されるかご確認ください。
●現象
・AnalysisServerのサービスが起動しない
・TraceBrowser Webを起動するとブラウザに「このページは表示できません」と表示される
●対処方法
以下の作業で、AnalysisServerの使用する物理メモリ量を減らすことで、起動できるようになるかご確認ください。
なお、空き物理メモリ量が4GB未満の環境と同等の設定になりますが、製品動作においては最適な値であり、動作環境、および、サイジングガイドに記載の環境においては、影響が無いものと考えております。
本作業は、AnalysisServerサービスで行います。
1. 以下の弊社URLからzip圧縮したレジストリファイルをダウンロードしてください。
※このレジストリファイルによって、メモリ使用量が調整されます。
2. ダウンロードしたファイルを解凍します。
3. ダブルクリックして実行し、レジストリを更新します。
4. AnalysisServerサービスが起動することを確認してください。
※OS、および、その他サービスの再起動は必要ありません。
この対処を行っても起動しない場合は、下記FAQに該当していないかご確認ください。
該当しない場合には、障害レポート(SSSDiag)を取得の上、弊社コンタクトセンターにご連絡ください。
▽SSSDiagの取得方法