Android 10で行われた仕様変更により、NetAttest LAP、NetAttest LAP Oneでの認証を実施している環境では、以下の影響があることを確認しています。
[詳細]
Android 10では、MACアドレスのランダム化がデフォルトで有効になっています。
Android 10デバイスが対象のネットワークに接続した場合、Android 10デバイスは認証連携先であるNetAttest EPSからやLAPManagerに登録したMACアドレス以外のMACアドレスを送信元MACアドレスに使用して通信することがあります。
このため、接続したAndroid 10デバイスがネットワーク接続を許可する対象であっても認証に失敗し、LAP/LAP Oneにて通信を妨害(ジャミング)されることがあります。
[対処]
・Android OSでの無線LAN設定にある「プライバシー」にて、[デバイスのMACを使用する]を選択する(
※)
・ IEEE802.1X認証など、MACアドレス情報を用いないネットワークセキュリティをご検討に場合は、代理店または [
弊社の問合せ窓口] よりご相談ください。
(※) Android OSでの無線LAN設定にある「プライバシー」にて、[デバイスのMACを使用する]を選択するとAndroid 10より搭載されたMACアドレスランダム化機能がOffになり、Onの場合と比較して第三者に端末を識別されやすくなります。対処方法の選択はお客様にてご検討ください。
(※) ご利用のAndroid端末によっては、MACアドレスのランダム化機能をOffにする設定が異なったり、設定ができなかったりする場合があります。詳しくはAndroid端末のメーカーまたは代理店までご確認ください。