• No : 21074
  • 公開日時 : 2024/05/13 17:24
  • 更新日時 : 2024/05/17 10:19
  • 印刷

Nutanix AHV 環境へのSecureGatewayの構築について

Soliton SecureGateway Virtual ApplianceのNutanix AHV 環境へのSecureGatewayの構築手順について本記事にてまとめます。
 
カテゴリー : 

回答

〇必要なご購入品目
 ご購入頂くSSGは、「Soliton SecureBrowser/WrappingBox 専用ゲートウェイ Virtual Appliance」です。
 (特にNutanix専用、とかはなく、各仮想環境共通です。) その他、SecureBrowserやWrappingBoxの
 サブスクリプション等をご購入ください。
 
〇利用するイメージファイル
 利用するイメージファイルは、「OVAファイル」です。
 
 以下の弊社サイトからご取得ください。
 
 弊社ダウンロードサイト
 >Soliton SecureGateway VX.X.X OVAファイル
 >SolitonSecureGateway-VX.X.X-YYYYYMMDDXXXXXX.ova
 
 ※ダウンロードには、ご購入時に通知していますログインID情報が必要となります。
 ※「X」「YYYYMMDD」部分はバージョンによって異なる数値が入ります。
 
 
〇構築手順
 Nutanix AHV 環境へのSecureGatewayの構築につきましては、
 下記、NetAttest EPSをNutanix AHV 環境上に構築する手順と同様になります。
 
 【EPS技術記事】Nutanix AHV 環境へのNetAttest EPS/NetAttest EPS-ap構築手順
 
上記サイトをご参照のうえ以下の手順で構築してください。
 
(1)「事前準備」を参照し、OVAファイルを展開しvmdkファイルを取得してください。
 
(2)「NetAttest EPS (ST06モデル)のデプロイ」項目の以下を参照してください。
 1. vmdkファイルをPrism Centralにアップロード
 2. vmdkファイルから仮想マシンを作成
  ⇒02.Configuration 画面で以下の値を設定し、「次へ」を押します。
   にて指定する仮想マシンのスペック1CPU(4コア)・Memory 8GBも同様となります
 3. コンソールからE1000 NICの追加
 4. プライベートIPアドレスの割り当て
 
(3)SecureGatewayにアクセス
 Webブラウザのアドレスバーに(2)-4で指定したプライベートIPアドレスを入力し、
 HTTPSでSecureGatewayにアクセスします。
 (接続時にセキュリティ警告が表示されますが、初期構築時点では無視してください。)
 
 
 
 
〇ライセンスの適用
 以下の手順でSecureGatewayのライセンスを適用してください。
 
(4)ロックコードの取得
 システム管理ページにログインし、
 [サービス]タブ-[ベースライセンス]からロックコードを確認し、ローカルに記録してください。
 
(5)ロックコードからライセンスキーを申請する
 ライセンスキー申込サイトにアクセスし、
 製品目から「Soliton SecureGateway Virtual Appliance」を選択し[申し込み]ボタンよりお申込みください。
 
 
(6)ベースライセンスの適用
 手順(5)の申請に対し、申請時に登録されたメールアドレス宛にライセンスファイルを送付します。
 ライセンスファイルがお手元に準備でましたら
 システム管理ページの[サービス]タブ-[ベースライセンス]をクリックし、「ライセンスファイル」欄にて
 ライセンスファイルを指定し、<適用>をクリックしライセンスを適用してください。
 
 
〇最新バージョンへのアップデート
 上記でデプロイしたOVAバージョンより新しいアップデートパックがリリースされている場合は、
 ダウンロードし適用します。以下手順です。
 
(7)新しいアップデートパックがリリースされているかの確認
  弊社ダウンロードサイトを参照し、デプロイしたOVAバージョンより新しいアップデートパックがあるか
  どうか確認します。
  
  例)OVAバージョンがV2.0.1で、最新アップデートパックがV2.0.1の場合は、同じバージョンのため
         アップデートの必要はありません。
         V2.0.2以降のアップデートパックがある場合は「アップデート用ファームウェア」をダウンロードしてください。
       (SolitonSecureGateway-VX.X.X-YYYYMMDDXXXXXX_UpdateFirmware.bin)
 
  ※ダウンロードには、ご購入時に通知していますログインID情報が必要となります。
  ※「X」「YYYYMMDD」部分はバージョンによって異なる数値が入ります。
 
(8)システム管理ページにて
 [システム管理]タブ‐[ファームウェア更新]‐[ファームウェア更新用ファイル] にて
 「ファイルを選択」をクリックし、手順(7)で取得したアップデートパックファイルを指定してください。
 指定した後、「ファームウェア更新」ボタンにてファームの更新を実施してください。
 
 
〇注意事項
 
・NutanixにはOVAファイルをそのままインポートする機能がございますが、イーサネット及び
 ディスクコントローラーの手動指定が必要なためこの機能は利用できません。
 将来のバージョンではVirtIOドライバーを組み込み、より便利に構築できるようにすることを
 検討しています。
 
・Nutanix Guest Toolsは搭載していないため、以下の機能はご利用いただけません。
 -セルフサービスリストア(SSR)
 -VSS
 -ESXiからAHVへのクラスタ変換の準備
 -Nutanix VM モビリティ (AHVからESXiへの移行)