• No : 22932
  • 公開日時 : 2025/07/28 14:39
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VVAULTがインストールされたサーバーのOSアップグレードについて

VVAULTがインストールされたサーバーのOSアップグレードについて
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VVAULTがインストールされた状態でサーバーのOSをアップグレード(※)した場合、その後のVVAULTの動作は保証できません。

(※)インプレースアップグレード。例えば、Windows Server 2016からWindows Server 2019に、OSの設定、サーバーの役割、データを保持しながら移行することです。

どうしてもサーバーのOSをアップグレードする必要がある場合は、OSのアップグレード前に、DBデータを残してVVAULTを一旦アンインストールし、OSのアップグレード後に、残したDBデータを用いて再インストールをしてください。
具体的な手順は以下になります。

  1. 作業前準備
    VVAULTをアンインストールする前に、インストールフォルダにあるMail.confファイルを別の場所にコピーしてください。
    また、管理コンソールにログインし、現在のライセンスコードを控えておいてください。
  2. DBデータを残してアンインストール
    以下を参照して、VVAULTのアンインストールを行います。
    https://vvault.jp/web-manual/vvault-9/5-1.html
    このとき、⑤⑥⑦のようにDBデータの削除の確認画面で「いいえ」をクリックしDBデータを残すようにします。
    ここで、DBデータを削除してしまうと2度と復元できなくなりますので、ご注意ください。
  3. OSのアップグレードを実施
  4. 復元インストール
    以下を参照して、VVAULTの復元インストールを行います。
    https://vvault.jp/web-manual/vvault-9/2-4.html
    このとき、②④などで1)で残したDBデータ保存先を指定します。
    なお、インストーラーは同じバージョンを使用してください。
    また、インストールの最後でOSを再起動する前に、0)で別のところにコピーしておいたMail.confファイルを再インストールしたフォルダにコピーしてください。
  5. ライセンスのオンライン登録
    OS再起動後に、管理コンソールにログインし、以下でライセンスを登録します。
    https://vvault.jp/web-manual/vvault-9/9-4.html
    なお、④のときに0)で控えておいたライセンスコードを選択します。
対象バージョン
VVAULT 9.x