• No : 22939
  • 公開日時 : 2025/07/29 10:29
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タイムマシーンの仕様について

タイムマシーンの仕様について
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タイムマシーンの仕様と設定値による動作について説明します。
(以下バックアップの場合は、レプリケーションをバックアップと読み替えてください。)
 
  • タイムマシーンデータについて
    レプリケーションでは以下のようにデータを扱います。
    1. マスタサーバーの仮想ドライブに新しくファイルが作成される。(FileAとする)
    2. レプリケーション機能によりFileAがレプリケーションされ、レプリカサーバーのレプリケーション領域にデータが格納される。(この最初のデータをFileA(1st)とする)
    3. 仮想ドライブ上でFileAが変更される。
    4. レプリケーション機能で変更されたFileAがレプリケーションされる。
      この時、レプリカサーバーでは、FileA(1st)をアーカイブ領域にコピー(格納)し、その後変更されたFileAをレプリケーション領域に格納する。(このデータをFileA(2nd)とする)
    5. この後、仮想ドライブ上でFileAが変更されるごとに、レプリカサーバーのアーカイブ領域にFileA(1st)、FileA(2nd)...のようにデータが格納されていく。
    6. このアーカイブ領域のデータは、タイムマシーン保存期間を過ぎると順に削除される。
  • レプリケーションの実行スケジュールについて
    レプリケーションで実行スケジュールの設定を「常時」以外にしていた場合、実行時間外ではレプリケーションが実行されません。
    このため、実行時間外に仮想ドライブ上で変更されたデータの内、一番最後に変更されたデータしかレプリケーションがされませんので、ご注意ください。
    (実行時間開始時のデータだけがレプリケーションされるため)
    なお、これは、大量のデータを仮想ドライブ上にコピーし、レプリケーションに時間がかかっている場合も同様で、大量のデータのレプリケーションが完了するまでに仮想ドライブ上で変更されたデータの内、一番最後に変更されたデータしかレプリケーションが行われません。

  • タイムマシーンからの復元について
    タイムマシーン保存期間内であれば、そのデータを復元することができます。
    ただし、上記の実行スケジュールについてにある通り、レプリケーションの実行時間外に変更された内容については、レプリケーションされていないため復元できません。
    また、タイムマシーン保存期間外でも、レプリケーション領域にあるデータ(マスタと同じデータのバックアップ)については、復元することができます。
対象バージョン
VVAULT 9.x