iOS/iPadOSアプリ「HiQZen」にて以下の事象が確認されております。
■発生OS
iOS/iPadOS13以降
■発生条件
・iOS/iPadOS向けアプリ「HiQZen」にて、画面左上の「設定(歯車アイコン)」>「新しいフォーマットの写真/動画変換」>
「HEVC形式の動画」で、「H.264形式に変換する」を設定している場合
※本設定は、デフォルトの設定です。
■事象
・「カメラロール」から動画ファイルをアップロードすると、ファイル名が毎回「img_0001.mov」として、アップロードされてしまう。
※アップロード先のフォルダに既に同名のファイルが存在する場合は、上書きアップロードの確認の
ポップアップが表示され、そこで「OK」をタップすると、上書きアップロードが実施されてしまいます。
また、複数の動画を選択してアップロードすると、1番目の動画ファイルしか、アップロードされません。
(実際には、ファイル名「img_0001.mov」として、1番目の動画が複数回、上書きアップロードされます。)
※写真のアップロードは、問題ありません。
■回避方法
・iOS/iPadOSアプリ「HiQZen」の「設定(歯車アイコン)」>「新しいフォーマットの写真/動画変換」>
「HEVC形式の動画」で「変換しない」に設定すれば、本事象は回避できます。
但し、本設定を行いますと、カメラロールにある動画ファイルがHEVC形式であった場合は、
H.264形式には変換されず、そのままの形式でアップロードされますので、ご了承ください。
また、以下の設定をすれば、端末のカメラにて、H.264の形式で動画を撮影することができます。
・端末の「設定」>「カメラ」>「フォーマット」で、「高効率」ではなく「互換性優先」を選択する。
※デフォルトの設定は「高効率」です。
※HEVC形式(高効率)での動画の撮影に対応している端末は、以下です。
・iPhone 7 または iPhone 7 Plus 以降
・iPad (第 6 世代)
・iPad Air (第 3 世代)
・iPad mini (第 5 世代)
・iPad Pro (10.5 inch)
・iPad Pro (11 inch)
・iPad Pro 12.9-inch (第 2 世代) 以降
■対応策について
本事象は、2021/12/20にリリースしましたVer.1.4.0にて改善したことを確認しておりますので、バージョンアップをご検討ください。