目次
【1】管理者アカウントのアクセス制御
1. システム管理者のアクセス制御に関する設定
2. 初期管理者アカウント「admin」の無効化に関する設定
3. アクセス制御に関する設定
【2】万が一の事態に備えるための設定
1.システム管理者のメールアドレス設定
2. システムログ、アクセスログの外部送信に関する設定
【3】インターネット上で攻撃者に発見されにくくする対処
【4】システムの健全性の確認
【1】管理者アカウントのアクセス制御
1. システム管理者のアクセス制御に関する設定
システム管理者の権限が設定されているユーザー単位でアクセス制御を行ってください。
<FileZen サービスページ>
(1) [管理者]-[システム設定]-[管理者設定](図 1)で、システム管理者の権限のあるユーザーを確認します。
図 1 管理者設定
(2) [管理者]-[ユーザー管理]-[一覧表示](図 2)でシステム管理者権限のあるユーザーの<変更>から
「アクセス元 IP アドレスの検証」の設定(図 3)を行います。
社内ネットワークアドレスなど管理者アクセスに必要な IP アドレスのみを指定してください。
アクセス元に IP アドレスは、サブネット単位でも設定が可能です。
例)192.168.1.0/24
図 2 ユーザーの一覧表示
図 3 アクセス元IPアドレスの検証
2. 初期管理者アカウント「admin」の無効化に関する設定
以下の手順で、初期管理者アカウント「admin」を無効化してください。
「admin」のみをお使いの場合は、新たにシステム管理者アカウントを作成後、「admin」を無効化します。
※新たにシステム管理者アカウントを作成した場合は、「2.システム管理者のアクセス制御に関する設定」を忘れずに実施してください。
<FileZen サービスページ>
(1) [管理者]-[ユーザー管理]-[一覧表示](図 2)で、システム管理者権限を設定するユーザーを作成します。
(2) [管理者]-[システム設定]-[管理者設定](図 1)で、作成したユーザーにシステム管理者の権限を設定します。
(3) 設定したユーザーで FileZen サービスにログオンして、[管理者]タブにアクセスできることを確認します。
<システム管理ページ>
[サービス]-[サーバー状態]「サービス操作」(図 4)で、「FileZen サービスのシステム管理者(admin)に関する操作」の「無効にする」の<実行>をクリックします。
図 4 (システム管理ページ)サービス操作
3. アクセス制御に関する設定
FileZen の利用状況に合わせ、アクセス制御設定でアクセス項目ごとに接続元 IP アドレスの検証設定を行ってください。
※ 「システム管理者」項目だけではアクセス制御は完全ではありません。
「システム管理者」「APIからのアクセス」「FileZen Relay Agent」の設定を行ってください。
<FileZen サービスページ>
[管理者]-[システム設定]-[アクセス制御設定](図 5)で<編集>から設定を行います。
図 5 アクセス制御設定
- システム管理者
社内ネットワークアドレスなど管理者アクセスに必要な IP アドレスのみを指定してください。
- API からのアクセス
- API および、FileZen Mobile を使用していない場合
「127.0.0.1」を設定してください。
- API を使用している場合
API への接続を行うシステムの IP アドレスまたはネットワークアドレスを指定してください。
- FileZen Mobile を使用している場合
・インターネットより FileZen Mobile を使用されている場合は、クライアント証明書検証を行うことを推奨いたします。
・FileZen Mobile による接続が、社内ネットワークなど限定されている場合は、そのネットワークアドレスを指定してください。
- Soliton SecureBrowser / WrappingBox のFileZen連携を利用している場合
Soliton SecureGateway のIPアドレス(FileZenとの経路上に上位プロキシが存在する場合にはその機器のIPアドレス)を指定してください。
- FileZen Relay Agent
- FileZen RA、FileZen Client、FileZen FileConversion を使用していない場合
「127.0.0.1」を設定してください。
- FileZen RA を使用している場合
FileZen RA をインストールしている Windows サーバーの IP アドレスを指定してください。
- FileZen Client、FileZen FileConversion を使用している場合
FileZen Client、FileZen FileConversion を使用する端末が存在するネットワークアドレスを 指定してください。
【2】万が一の事態に備えるための設定
1.システム管理者のメールアドレス設定
緊急時の通知を受信できるよう、システム管理者のメールアドレスが正しく設定されていることをご確認ください。
※ 緊急の通知メール機能はV4.2.8、およびV5.0.3以降で対応しています
<システム管理ページ>
[システム設定]-[管理者アカウント]で、権限が「管理者」に設定されているアカウントにメールアドレスを設定します。
なお、複数の「管理者」にメールアドレスが設定されている場合、緊急時の通知は一覧の一番上に登録されているメールアドレスにのみ通知されます。
2. システムログ、アクセスログの外部送信に関する設定
FileZenのシステムログとアクセスログは、初期設定ではローカルファイルに記録され、ローテート条件によりローテートしていますが、保存世代は1世代でそれ以降は順次削除されていきます。
より長期間これらのログを記録するために、外部 syslog サーバーに送信してそちらで管理を行ってください。
<システム管理ページ>
2-1. [サービス]-[サーバー状態](図 6)の「アクセスログ」で「Syslogに記録」にチェックを入れ<適用>をクリックします。
※ V5.0.5以降で対応しています
※ 対象になるのはFileZenサービスのアクセスログです
図 6 (システム管理ページ)サーバー状態
2-2. [システム設定]-[システムログ](図 7)の「ログサーバー」で、出力先の外部 syslog サーバーの IP アドレスまたはホスト名を設定します。ご利用環境に応じて「バックアップサーバー」も設定してください。
「プライオリティ」の設定は「INFO」にしてください。
図 7 (システム管理ページ)システムログ
【3】インターネット上で攻撃者に発見されにくくする対処
FileZenは、FileZenを利用していることをインターネット上から判別されにくくする工夫をしておりますが、唯一、Faviconをデフォルトでご利用の場合に判別が容易になりますので、該当する場合は変更することをご検討ください。
Faviconの変更は下記より行えます。
<FileZen サービスページ>
[管理者]-[システム設定]-[画面デザイン]の「Favicon」
各設定項目の詳細は、製品マニュアルをご参照ください。
【4】システムの健全性の確認
FileZenの起動時のシステムログメッセージより、システムの健全性の確認ができます。
起動用パーティションのファイルのタイムスタンプおよび SHA256 ハッシュ値については、ご利用のバージョンのリリースノートをご参照ください。
【5】もし緊急通知メールを受信したら
上記の手順【2】-1.でメールアドレスを設定したシステム管理者にて
「【緊急】FileZen への攻撃疑い / [EMERGENCY] FileZen might be attacked.」
という件名のメールを受信した場合は(※)、FileZen をシャットダウンせずに直ちにネットワークから隔離したうえで、ご契約のサポート窓口までご連絡ください。
※システムログで確認する場合は、「Critical File Changed」というメッセージをご確認ください。
該当のメールを受信されていない場合も、この機会にご契約のサポート窓口への連絡方法をご確認ください。
以上です。