[対象サービス]
本FAQはSoliton SecureDesktopサービスをご契約のお客様向けの記事です。
オンプレミスのNetAttest EPS-ap / Soliton KeyManagerでエラーが発生している場合、
本FAQの内容には該当しませんので、ご注意ください。
KeyManagerから証明書申請時、「利用手続きを始める」ボタンを押したのち、下図「証明書要求に失敗しました。」表示となった場合、以下の原因が考えられます。
(KeyManagerV2.0.6以前のバージョンではメッセージ内容が「証明書要求に失敗しました。再度申請を行ってください。問題が解決しない場合は管理者にお問い合わせください。」と表示されます。)
■本事象として考えられる原因
(2)該当端末から証明書配布サイト(sdapX.soliton-ods.jp)まで8443/tcpの通信が許可されていない場合
※「sdapX.soliton-ods.jp」の「X」部分につきましては、お客様毎に異なる数値が入ります。
(例:sdap1.soliton-ods.jpなど)
「Soliton SecureDesktopサービス アカウント通知書」の証明書配布サイト欄をご参照ください。
■それぞれ原因確認について、以下ご対応ください。
既にご使用のユーザーIDで5枚証明書を発行済みの場合、6枚目の証明書申請について
発行枚数の上限に達しているため、証明書配布サイト側で証明書が発行できない状態の際にも
本メッセージが表示されます。
1)発行枚数・端末情報の確認につきましては、お問い合わせ内容に
「該当ユーザーID」・「証明書発行状況確認」を明記の上
下記弊社 クラウドサービスサポート窓口までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
2)弊社より証明書の発行枚数および証明書を発行した発行先端末について
以下の情報をお送りいたします。
〇お送りする端末情報は以下になります。
・証明書発行(更新)年月日
・機種・OS情報
・APID
・MACアドレス ※1
・コンピュータ名 ※2
・ストア情報 ※2
※1iOSについては、OSの仕様にてMACアドレスの情報は取得できない
状態となります。)
※2 「コンピュータ名」「ストア情報」は対応したKeyManagerを使用した場合に
情報が記録されます。この機能は2022/03/23に実施されたサービスメンテナンス
以降に有効となりました。それ以前に発行された端末については空白となります。
3)発行枚数が5枚に達している状況で該当ユーザーIDにて新たに証明書を発行したい場合には
既存の証明書のうちご不要な証明書を失効していただく必要がございます。
上記情報より、下記サイトにて弊社にクラウド上に登録されている証明書情報の削除(失効)を
ご申請ください。
上記URLにアクセスし、失効対象の指定方法=
「失効対象のAPIDを指定する」
「特定ユーザーIDで申請したすべての証明書を失効」
のいずれかを選択し証明書の失効をご申請ください。
(2)該当端末から証明書配布サイト(sdapX.soliton-ods.jp)まで8443/tcpの通信が許可されていない場合
1)インターネットへアクセスする際プロキシを経由している環境の場合、
プロキシサーバーにて以下の宛先への転送を許可していただくようお願い致します。
○許可していただきたい宛先
sdapX.soliton-ods.jp:443
sdapX.soliton-ods.jp:8443
2)KeyManagerにて
設定(歯車アイコン)>詳細情報>プロキシサーバーを経由しない
にチェックが入っているかどうかご確認ください。
端末からインタネット上(証明書配布サイト)へhttp(s)アクセスする際、
プロキシ経由が必須の環境であればチェックが入っている状態
プロキシを経由しない環境であればチェックが入っている状態にして
改善するかどうかご確認ください。
3)プロキシ経由の環境の場合、
プロキシサーバーにて、転送許可ポートに8443/tcpが含まれているかどうか
ご確認ください。
また、宛先・通信ポートを指定している場合、sdapX.soliton-ods.jp:8443
を許可していただき改善されるかどうかご確認ください。
4)プロキシを経由しない場合、
ファイアウォール等経路上で8443/tcpが許可されているかどうかご確認ください。
ご使用の端末から「sdapX.soliton-ods.jp」まで
8443/tcpの通信が許可されているかどうか、Windows上のPowerShellより
以下のTest-NetConnectionコマンドでご確認ください。
--------------------
Test-NetConnection sdapX.soliton-ods.jp -Port 8443
--------------------
結果のレコードの最後尾が「TcpTestSucceeded : True」となれば通信可能な状態となります。
確認のため、上記コマンドの実行結果をお知らせください。
結果のレコードの最後尾が「TcpTestSucceeded : Falsee」となった場合、
端末から証明書配布サイト(sdapX.soliton-ods.jp)まで
8443/tcpが許可されていない状態となります。
通信経路上でファイアウォールにてアウトバウンド方向の8443/tcpの
通信がブロックされていなかどうか、
プロキシ経由の通信が必須である場合に、8443/tcpの転送が許可されて
いるかどうかご確認ください。
上記、(1)~(2)のご確認・ご対応をいただいた後も改善されない場合には、お手数おかけいただいますが
弊社クラウドサポート窓口までお問い合わせいただきますようお願いいたします。