<2018/03/01 追記>
Windows 10 Fall Creators Updateへ対応したアップデートパック V2.8.1.12 をリリースしました。
本FAQ内で報告した問題の対策を含めていますので、
Windows 10 Fall Creators Updateを利用する場合は V2.8.1.12以降をご利用ください。
※最新のアップデートパックは以下のページより入手可能です。
※ご注意(2018/07/13 修正)
・本FAQに記載の対処方法を実施していた場合は、V2.8.1.12以降へアップデートした後も、
設定はそのまま変更しないようにしてください。
[ローカルグループポリシーエディター]で変更した場合は、
設定は「無効」のままとし、「有効」や「未構成」に変更しないようにしてください。
レジストリキー「DisableAutomaticRestartSignOn」を変更した場合は、
値は「1」のままとし、「0」に変更したり削除しないようにしてください。
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※※※注意事項※※※
SmartOn ID V2.8.1.11 アップデートモジュール1(2.8.1.11A)、および、それ以前のすべてバージョンは、
Windows 10 Fall Creators Update(Windows 10 バージョン 1709)に対応していません。
Fall Creators UpdateへのSmartOnのインストールやインストール済みの端末のアップグレードはお控えください。
Windows 10のアップグレードを延期する方法は、以下のマイクロソフト社の情報をご参照ください。
対応が完了次第、本FAQ、および 下記Windows 10対応状況 にてお知らせいたします。
Windows 10対応状況
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Windows 10 Fall Creators Updateを適用した場合、以下の現象が発生することを確認しております。
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現象
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Windows10 Fall Creators Update(バージョン1709)の PCに SmartOn IDをインストールした際、
再起動後にロック解除画面が表示され、且つログオンできない
エラーメッセージ:
「既にログオフされているため、ロック解除することができません。コンピュータを再起動してください。」
※ SmartOn IDをインストールした状態で Fall Creators Updateへ
アップデートした場合も該当します。
※新規に SmartOn IDをインストールする場合、インストールを完了するための
端末再起動では発生せず、その後任意のタイミングで端末を再起動した場合に
発生することを確認しています。
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対象
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・WORKGROUPに所属している Windows10 Fall Creators Update端末
(ドメイン参加している端末は、対象外です)
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対処方法
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現象が発生した場合は、以下のローカルグループポリシーの設定変更をご検討ください。
・「システムによる再起動後に自動的に前回の対話ユーザーでサインインする」 を”無効”にする
<手順>
1) 表示されたロック解除画面から SmartOnを一時停止します。
2) SmartOnを一時停止すると Windows認証画面が表示されますので、管理者アカウントで
ログオンし、[ローカルグループポリシーエディター]を起動して以下のポリシーを”無効”に
設定してください。
[ローカルコンピューターポリシー]
-コンピュータの構成
-管理用テンプレート
-すべての設定
「システムによる再起動後に自動的に前回の対話ユーザーでサインインする」
※[ローカルグループポリシーエディター]を起動するには、Windowsの[検索]、または
[ファイル名を指定して実行]にて gpedit.msc と入力し、Enterキーを押下してください。
なお、対象の端末が「Windows 10 Home」の場合は、上記方法での対処ができません。
以下のレジストリ値を新規に追加する対応をご検討ください。
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
データ型:REG_DWORD
値の名前:DisableAutomaticRestartSignOn
値:
0 = 有効
1 = 無効
(上記レジストリ値を"1"と設定して保存後、端末を再起動してください)
※レジストリの操作は端末自体の重要な設定を変更してしまう可能性がありますので
十分ご注意ください。また、レジストリ操作による端末の不具合に関しましては
サポート範囲外となりますので予めご了承ください。
※上記の対処を行うことで、端末再起動後は SmartOnのログオン画面が表示され、
これまでどおりログオンが可能となります。
しかしながら、SmartOn IDでは未サポートの OSとなりますので、対応版のリリースまでは
SmartOnをアンインストールしていただき、OSを以前のバージョンへ戻してから
再度 SmartOnをインストールしてください。